自分探しに大事なこと

サスティナブル、サスティナビリティという言葉を最近よく聞きます。

「サスティナブルとは」でググってみると

サスティナブルとは、「持続可能な」という意味。主に自然にある資源を長い期間維持し、環境に負荷をかけないようにしながら利用していくことを指す。サスティナブルは英語ではsustainableと表現し、「持続できる」「支持できる」「耐えられる」といった意味を持つ。

—–weblioより

「環境を配慮した地球にやさしいもの」という意味で使われることが多い気がします。
サスティナブルファッションなどはまさにそうです。
私は、ランニングウェアはナイキのものを使用していますが、ナイキは「サステナブル素材やリサイクル素材を使用」などと再生可能な素材で商品を作っていますということを記載しています。

このサスティナブル、一見環境問題の話で、個々人にはあまり関係してこない話のように思えますが、何も環境に関することだけではないのです。

「継続可能かどうか」ということが重要。

今の社会の仕組みも、もうすでにここが崩れているから何とか変えようよとなっているのだと思います。
マクロで起きることは、ミクロにも起きることで、私達個々人も「継続可能か」という視点が大事だと思っています。

なので「何かを始めよう」と思ったとき、「それは続けられるのか?」ということを自分によく聞いてみてほしいのです。

「続ける」って、感情や物理的な条件が色々絡んできます。
そこを考慮したうえで、本当に継続できるかどうか。

「ちょっと頑張ればできるから大丈夫」と思いがちじゃありませんか?
その「ちょっと」をずっと続けられますか?
私は「ちょっと」が続いたら「ちょっと」じゃなくなると思います。

「チリも積もれば山となる」

「頑張らないでできること」を続ければいいと思うのです。
先日書いたスキンケアの話も同じ。自分が続けられるかどうかの視点からモノ・コトを選択する。

なので、それは自分にとってはカンタンなことだったり、当たり前のことです。
だから、「コレじゃない」「違う」と思うし、気がつかないこともある。
でも、他の人からすればスゴイことだったり、やりたくないことだったりするのです。

この話は、「何か自分でやってみたい、初めてみよう」と思い情報を集めるとよく聞く話です。
私も、この話は頭では理解できていました。
でも、腑に落とせなかった。具体的に、自分が何をすればいいのかがわからなかったからです。

そこがわらかない、知りたいがために「自分探し」を始めるのです。
で、色々なワークショップや講座へ行ってみたり、本を読み漁ってみたり。
そして、これかな?と思うものを初めてみては、何か違う…の繰り返し。
トライ&エラーを私は、数年続けてきました。傍から見たら、「色々なことをやる気分屋」と思われたかもしれませんが、私の中ではすべてが実験だった。

でも、どうしても知りたかった。
それを知らない、やらないと私が生まれてきた意味がないと思っていたからです。

その見つけるヒントになりそうなことをいくつか書きます。

  • 頑張らないで続けられること
  • 損得勘定なしでもできること
  • 収入に結びつけず考えること(そんなの役に立たない、仕事にならないとか)
  • 自分のライフスタイル・生活リズムに合うもの
  • そんなことでいいの?と思うこと
  • 難しく考えない
  • 他人から頼まれること

よく「ワクワクすること」などと言われますが、「ワクワク」って私は一時的な感情に過ぎないと思っています。要はテンションが上がった状態のこと。
それは継続不可能です。
なので、私は「心地よい」という感覚から選択するほうが近いと思っています。

こればかりは、他人から答えをもらうことはできません。
ツールとしてヒントをくれるものは、たくさんあります。そこからヒントをもらいながら、自分で自分の感覚と擦り合わせながら読み解いていく。

私が数年やってきた実験から得たこと。
誰かの何かヒントになれば幸いです。