流れを読むコツ

今、どうしようかな…と少しモヤモヤしている人が多いかもしれません。
なぜなら、私も然り。ここしばらく、そんな感じです。

動きたい気もするけど、何だか今いち気乗りしなかったり、今の状態がすごく不満というわけでもないし…
という何か決めかねる感じ。
自分にGoを出せる決め手がないんですよね。

で、こういう「動くべきか、やめるべきか」と悩むときこそ流れを読む。

私はこういう状態のとき、ひとまず「少しだけアクションと取ってみる」

そして、その反応を見て、今動くかどうか決める。
というのをよくやります。

だって、考えてもわからない(笑)
だったら、軽い気持ちで動ける範囲で動いてみる。

例えば転職だったら、ひとまずエージェントに連絡だけ取ってみる、登録だけしてみる。
それ自体は、いつやっても何のリスクもないです。

そして、そこで専門家であるエージェントに今の世の中の状況とか、知りたいことを聞いて情報を集める。
下手にネットで調べるよりも、専門家の意見はやはり信頼性あります。
専門家と相談しながら、ひとまず動こうとなれば気になったところに応募してみる。

で、もし順調に進んで面接しましょうとなれば、そこもひとまず行ってみる。
面接行ったらそこに決めないといけないわけではないので、「会社見学」くらいの軽い気持ちで行く。
そのままトントンと進む場合は、大体相性もよかったりするので、そのまま決まると思います。
それは、流れにのれている状態。サクサク進む。

でも、もし面接まで進むところがない、何社も面接してもダメ…
そんなときは「今じゃないよ」もしくは、「そっちの方向じゃないと」と言われていることがほとんどです。

私もそんなことがありました。
マーケティングの仕事をしてみたかった時期があり、転職しようとしていたのです。
でも、感触もよく役員面接まで行ったのにダメだったり、随分動き周りました。

そんなこと今まで経験したことがなかったので、最終的にはこれは何か意味があるな…と思ったんですよね。
今考えると、「そっちじゃない」と言われていたのかなと思います。

その後、結局体調を崩し、そもそも正社員という働き方をやめました。
全く違うやり方へシフトしたのです。

自分が思っている方向に進まないからといって、それが必ずしも自分にとって悪いことではない。
むしろ、近道だったり、自分が「本来進む方向」だったりします。
そもそも、自分の望みが自分の「本質」からズレていたら、そのまま突っ走るととんでもない方向へ行ってしまいます。

こんな感じで、悩むときは「少しだけ動いてみる」という方法がおすすめです。
そして、反応を見て決めていく。
動くタイミングであれば、進む流れは自然ときます。

逆に、動くつもりはなかったのに、動く流れがくるときもあります。
それもジタバタせず、きたものに乗る。
結果的にいい方向へ行きます。

それに無理して抵抗していると、どんどん厳しい流れになります。
「次に進みなよ」と言われているのに、動かない。
そうなると、「まだわからないの?」と言わんばかりに何度も同じような流れがきます。
しかも、どんどん当たりがきつくなる(笑)

面白いなぁと思うのですが、今までの経験を振り返ってみると、本当にそうなんですよね。

自分の気持ちも大事だけれど、自然の流れ、そういったものと上手く合わせていく。
そうすると、自分もラクに進めます。

流れを上手に使って、自分の行くべき方向へ運んでもらう。
それくらい軽い気持ちでいるといいのかもしれませんね。