心地よい世界の大きさは、人それぞれ

何かをやってみよう、やってみたいと思ったとき、
ついつい何か「大きなビジョン、目標、夢」を持たなくては…
みたいになりがちなところがあります。

私も最初はそんな風に思っていました。
大勢の人に自分のことを知ってほしいとか、影響を与えたいとか、そんなことも思っていました。
でも、今は数や結果ではないと思っています。

もちろん、「大きなこと」が本当に望むものであればいいと思います。
ただ、そのビジョンや目標の大きさも人それぞれなんです。

想像もつかないような世界規模、地球規模の大きなビジョンを掲げて進む人もいます。
もちろん、それはそれですごいし、そんな大きなビジョンに向かってコツコツやっていける「ひたむきさ」はなかなか真似できません。

でも、私は「大きなこと」を掲げることで逆に自分が苦しくなります。
そこが自分の満たされポイントではない、望むものではないのです。

ビジョンや目標のようなものって、大事なことは大きさや目に見えるカタチだけではない。
自分が大事にしていきたいもの、自分らしさを世の中・社会にどう表現していくか、そんなことなのかなと私は思っています。

なので、他の人と同じように「大きなこと」をやる必要もない。
小さな規模でもいいから、自分が満たされ、なおかつ社会に貢献できること・他人が喜んでくれることをやる。

そのするとwin-winの状態を作れるので、自分も満たされ幸福感を感じながら、無理なく社会にも貢献していける。

私の場合は、たった一人でもいいから、自分の想いや考えが伝わればいい。
そして、私の言葉から何かヒントを得たり、心が軽くなったり、救われたりする人がいれば十分だと思っています。

そのくらいの規模、心持ちでいると自分も無理なく、必要以上に力まずにやっていけるのです。
大きなことをするより、そのほうが私は心地よい。

これは内向的な人だからできることでもあると思っています。
内向的タイプは、小さなことでも楽しみ、自分を満たしていけるからです。

内向的な資質を上手に使う。
そうすると、何事も心地よくやっていけるのかなと思います。