結果は変えられる

今日は、春分の日。
暖かい日も増えてきて、春の到来を実感します。

あっという間に今年も3ヶ月が過ぎようとしています。
この3ヶ月何をしていただろう、何を感じ、考えていただろうと振り返ると、
正直、仕事三昧でした笑

年度末に向かうとやはり毎年バタバタします。
今年度は、新たなチャレンジを試みたプロジェクトにディレクターとして参画しました。
そのおかげで、予期しないことだらけ笑
精神的な負担もありましたが、なんとかここまでやってこれた。もう一息です。

でも、その背景にあるのはみんなのお陰。
自分なりに必死にやってきたものの、至らないことだらけだったはず。
そこに文句言わず、一生懸命やってくれた仲間には感謝しかない。

そして、力不足なところも多々あったにも関わらず、寛容にご理解いただき、
良い方向へと協力くださったクライアント様に恵まれたことも、本当にありがたい。

正直、プロジェクトとしては失敗だと思います。
会社にも上司にも迷惑をかける結果となったのも事実。

でも、本当の意味での失敗になるか、成功になるかはこれから決まる。
この経験を活かせれば、決して失敗ではない。むしろ成功になる。

うまくいかずもがいている状況の中、ある日フト出てきた言葉が

”私の選択は間違っていなかった”

という、何とも意外な気持ちだった。

今回、新たな試みとして今まで使用したことのないCMSを選択し、やったことのない大規模サイトを作った。

使い慣れたCMSを使用すれば、無駄な工数もかからず、もっとスムーズにいけたかもしれない。
でも、今回のプロジェクトは今までにない複雑な仕様や、カスタマイズが大きく入った。

そこを考えたとき、もし、使い慣れたCMSを選択していたら実現できなかったのでは?
という考えが頭をよぎった。

それが自分の中で腑におち、今回のチャレンジは決して失敗ではなかったと思えてきた。

新しいものにチャレンジしたことで、みんなにも苦労させたと思う。
でも、その苦労も決して無駄ではなく、むしろ乗り越えたことが自信に繋がってくれればいいと思っています。

特にまだ入社して数年の若いプログラマーの子達は、不安と闘いながら一生懸命やってくれた。その不安を少しでも和らげられればと、話をできるだけ聞き、自分なりにフォローをしてきたつもりだ。

そして、私自身もやってみたことで見えてきたものがある。
正直、自分の力のなさも実感した。今の自分の実力は「これ」だと突きつけられた。
けれど、私はこんなものじゃないという悔しい気持ちもある。
課題もたくさんあるけれど、少しづつでも前に進み続ければ、必ずや良い方向に向かう。

結果を焦らず、今できる目の前のことをコツコツやっていくこと。
それが一番の近道でもあると思う。

風の時代と言われる今の時代、ネットを開けば欲しい情報もすぐ手に入り、ネット上で何でも完結してしまう。
だからこそ、地に足をつけることが今までに以上に大事なのかもしれないと感じています。

情報や他人に振り回されず、自分は何を大事にし、どう在りたいのか。
この軸がしっかりしていないと、あっという間に風に飛ばされ、自分を見失ってしまう危険性もある。

地球という地上で生きている私たちは、どんな時代になれど「地」は切っても切れない。
地に足をつけながら、うまく情報やツールを使うこと。
それが肝なのだと思います。

風に飛ばされないための自分軸をみんながしっかり身につけていければ、
きっとみんなが自分を大事に心地よく生きれる世界になるのではないかなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もすべての人にとって、良き一日となりますように。