嫌いな人は、自分が排除している自分

今日は、昨日友人と色々話したことがあり、それについて書こうと思っていたのですが…少し別なことを。

Facebookにはたまに載せていましたが、岡崎直子さんというリベラルアーツを得意とし、哲学、形而上学などの情報を発信している方がいます。
自分が興味のあるポイントを配信してくれるので、ブログや動画をよく見ます。
独自視点で、マニアックな話をしてくれるので楽しいです。

で、今日の朝「心理学的な占星学」という動画を見ました。
この「心理学」と「占星学」というキーワードを見ただけで飛びつきます。大好物です。

占星学というと、よく雑誌の最後にある「今月の星占い」的なイメージが強いと思うのですが、占星学はそんな薄っぺらいものではないです。
占星学は単なる占いではなく、学問だと思っています。
動画の中で言っていましたが、「占星学の目的は魂や心どう成り立っているのか」が本来の目的。

そして、動画を見て腑に落ちたのが「12星座全部の素質をすべての人が持っている」ということ。

占星学だと太陽星座(一般的な占いに使われる星座)を月星座を使うものが多いように思うのですが、そこだけ見ればいいという話ではない。
あくまで12星座すべての素質のどこが強く出るのかということ。

これは、ストレングスファインダーのようなツールと同じです。
あれも、すべての要素を持ってはいるけれど、どの要素を強く持っているかというもの。

なので、12星座全部の素質を自分なりにうまく使いこなすには、どうしたらいいか。
究極はここなのだと思います。

そして、心理学と絡んでくるのが「投影・シャドウ」という話。
シャドウとは心理学用語ですが、「嫌いだと思う他人は、自分が自分の中で排除してきた自分の写し鏡」という話です。

占星学でのこのシャドウにあたる部分が、対角線上のサイン(星座)。という話をしていました。表と裏、陰陽とも言えると思います。
例えば、私は山羊ですが、山羊の反対側には「蟹座」がいます。
この対角線上のサインも2つでセットになっている。
なので、蟹座の部分をネガティブな要素として持ちやすい=排除してしまいがちになる可能性がある。

そして、その排除していまっている自分が、シャドウとして他人に投影して表れてくる。

自分が無意識化で排除している自分。
それに気が付くために「嫌いな他人」が現れる。
それによって、自分で排除している自分に気が付くことができる。

それを「嫌い」だからと言っていつまでも排除し続けている限り、その嫌いな他人は自分にアピールし続けます。
なので、そういう人が出てきたらさっさと「受け入れる」ことが大事。

「受け入れる」というと、無理に相手を好きになろうと考えてしまうかもしれませんが、そんなことする必要はないのです。
生理的に無理な人を好きになれと言われてもやっぱり無理。

そうではなく、単に「あ~嫌いだけど、そういう部分私にもあるよね~」とOKする。
存在を認めるだけでいいのです。
そうすると、不思議と気にならなくなる。

「存在を認める」というのが、「自分の中にもそういう自分がいる」ということを認めて受け入れるということになる。

このシャドウの話は、表現こそ違えど、自己啓発・スピリチュアル・心理学、様々な分野で同じことを言っています。
これが最終的には、ワンネスという考え方にも紐づいていくのかなと個人的には思っています。

この辺りの話は、本当に尽きないのですが、また別の機会に。