目に見えるこの現象世界では、”自分と他者”という分離を体験しています。
これは、この世でしか体験できないと言われています。
魂の状態になると全てが一つワンネスの世界。
そこには”自分”というものもなく、”他者”というものもない世界。
ということは、逆を考えると
分離を体験できるのは、この現実世界だけ
ということでもあります。
“分離”という考え方は”ダメ”というようなこともよく言われますが、少しそこに違和感も感じるわけです。
そもそもモノゴトには、”いい、悪い”がないのだから、そこにもジャッジは必要ない。
いやいや、むしろその”分離”を楽しむほうがいいのではないか?
とも思うのです。
だって、”この世”でしか体験できないのですから。
ワンネスは、魂の世界に帰ればまた体験できます。
分離していたって、その奥では”ワンネス・繋がっている”ということを忘れなければいいのです。
なので、自分軸が確立されればされるほど、ある意味”分離”は強くなります。
孤独感は増す
自分独自の価値観・考えで進めていくので、他者と共有するということが必要なくなっていく。
すべて自分で考え、決断し行っていくわけですから。
と同時に、自分軸が確立できている時点で、”孤独である”という感覚も薄くなる。
そこにあるのは”ワンネス”
目に見える現象としては、孤独ではあるが、目に見えない部分では”孤独ではない”という感覚が大前提としてあります。
なので、現実的には一人であったとしても、何ら寂しさや孤独感はほとんど感じない。
それでは、人との接点がなくなるのか?
ということではなく、
自立した者同士、
お互いができることを提供し、
お互いのコミットを目指す
ということなのだと思います。
協力関係というカタチで、他人と繋がっていく。
自分ができないところを、他人に補ってもらう。他人ができないところを、自分が補う。
そのためには、”自分には何ができるのか”を知っておくことは、やはり大事になってきますね。
今日も心地よい一日を。
ありがとうございました。