五感を使うことは、豊かさでもある

HSP、繊細さん、エンパスなどと言われる、感性の高い人、感度の高い人は、
その感性の鋭さがゆえに、”生きにくさ”を感じてきた。

だから、私はなんでこんなに自分の感覚は、色々なものを拾ってしてしまうのだろう…
もっと鈍感になれたら、ラクなのに…とも思うこともあった。

”鈍感力”なんて言葉があった(もう過去形ですね 笑)くらい、繊細であることがマイナスに捉えられていた。

でも、これからは感性の高さはもっと大事なものとされ、重要視されていく。

だって、よく考えてください。
五感を使えるのは、人だけに与えられた特権です。

人に与えられたギフト

これは、人として物質的な肉体を持つからできることでもあり、肉体を失ったら感じることはできない。
人として生きている”今”しかできないことなんです。

このことは、オンラインで仕事をやってみてわかったこと。
画面越しに、顔も見せず、声だけしか聞こえない相手。表情も見えない。

一度もリアルで会ったこともない人、顔も見たことなくて、名前とアイコンだけから聞こえてくる声。
毎日、画面のアイコンに向かって話をする。

・・・コレ、人なの?

って、だんだんと感じるようになりました。
本当にこの”人”存在するの?って。

完全に非人間の世界、バーチャルの世界。
ゲームと同じ世界。

私は、これを続けたら頭おかしくなるな…って思いました。

でも、これを”いい”と思い、楽しいと思い、好む人達もいる。
そこに、良し悪しはない。好み、価値観の違い。

そんな環境に置かれたことで、私は自分が何を大事にしたいのか、がより明確にできた。

でも、もう完全に”自分が何を大事にしたいか”で関わる人、居場所が振り分けられていく。
そんな風に感じています。

だから、”無理して自分が違和感の感じる場所にいてはダメ”
自分と大事にするものが同じ人達、感覚が近い人達、自分の居心地がいいと思える場所へ行くこと。
もう周りに合わせる時代ではないです。自分の大事を大事にする。

私は、人として生きたいし、人としていきるために、この地球に生まれてきたのだ。
それを大事にしたい。
ちゃんと五感を使って、人と接したい。

繊細な五感は、使って自分が豊かになるためのもの。
苦しむためのものではないんです。
五感で”心地よい”と感じられるものを大事にしよう。