HSPという枠に、惑わされない

HSP、繊細さん、そういう言葉が世の中にだいぶ浸透してきた気がします。
本もたくさん出ていますよね。
HSPについて質問をいただいたので、今日は繊細さん、HSPについて書いてみようと思います。

私は、自分にそういう気質があると知ったのは、もう5年くらい前のことです。
自分のことを知りたいと思うようになり、色々な本を読んだりしていました。
それと同時に、自分は周りの人と何か違うのかもしれない…となんとなく感じ始めていたのです。

そこで、辿りついたのが”敏感すぎて困っている対処法”という本。
うっかり本棚に入れ忘れていたので、追加しました。

この本を読んで、”あ、これ私だ…”と気がつき、そこで初めて自分が感じていることを”感じていない人達がいる”ということを知りました。

みんな、他人のことはわかりません。
なので、みんな自分が感じていることは、他人も同じように感じていると思っているんですよね。私もそうでした。

だから、いつも疑問だったのです。

”なんで、みんな大丈夫なんだろう?疲れないんだろう?”

今考えれば、そりゃ疲れないよね~!という話なのですが(笑)

でも、勘違いしないでほしいなと思うのは、

“HSP”が”特別”ということではない

ということ。

そして、それを無理に他人に理解してもらおうとしないこと。
それをしてしまうと、単なる”承認欲求”になります。

そうではなく、

自分のトリセツ、自分を知るツール

として使ってください。

私にはそういった繊細な気質がある。
であれば、どうしてあげればもっと楽しく、心地よくいられるのだろう?
何が苦痛だと感じるのだろう…

という感じに使ってほしいのです。

自分をよりラクに楽しく、心地よくするために使う。
周りを変えるのではなく、自分が変わる。
そんほうが、ずっとラクに早く変化もします。

その後、HSPの中にHSSの気質を持つ人もいるということも知りました。
そこが私には一番しっくりきたので、あえてそう書いています。
そうすれば、同じような感覚を持つ人とも繋がれるかなと思っているので。

決して、誰かに”あなたはHSP型HSSですね”と認定されたわけでもありません。他人からの許可も必要ないですから、自分がそうなのかもと思えばそれでいいと思っています(笑)

HSP型HSSは、両極端の気質を持っています。
初対面の人でも、全然コミュニケーションも取れたり、人とワイワイやるのも好きだったり。
かと思いきや、一人が大好きで一人になりたい…といつも思っていたりする(笑)
二重人格なんじゃないかとか、どっちが本当の自分なのか…とか自分でも混乱するんですよね。

でも、今や全部自分だし、どっちでもいいし、その時その時の状態や気分で出てくる自分が違っていいと思っています。白黒つけなくていい。
両方の気質があるからこそ、出来ることもあるとも思っています。

そして、このHSPも細分化していけば、いくらでもできると思っています。
同じ人間などいないのだから。

だから、必要以上にHSPだからどうこうという枠に囚われないこと。
そんなことが大事だと思っています。

自分には、他人より少しだけ繊細な部分が多いんだね。
くらいに軽く捉えておくくらいがちょうどいいのかなと思っています。

同じHSP/HSSだよ!という方、なんとなく私と繋がってみたい方、ゆるゆるとメッセージいただけると嬉しいです↓

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