オンラインは、上手に取り入れる


コロナでリモートワークが浸透してきたことで、オンラインで他人と接することが本当に多くなりました。
むしろ、他人と会うのはオンラインのほうが当たり前のようになりつつあります。

このオンラインで他人と接するということ、
HSPの私にとってはメリットも大きいのですが、デメリットも感じています。

メリットとしては、”他人がいる環境に身を置かなくていい”ということ。
それによって、無意識に受け取っていた他人のエネルギーや、その場の空気感の影響が少なくなった。
これはかなりカラダ的にもラクになりました。

でも、それによってデメリットもやはり出てきます。
他人の感覚や空気感が読み取りづらい。

特に、オンラインでも顔を出さないことも多いので、そうなると全く相手の表情もわからない。
情報が声だけになるので、その人がどんな人か受け取れる情報が一気に減ります。

そうなると、無意識に”察する”ことで情報を収集していたHSPにとっては、相手のことが掴みづらくなるので、コミュニケーションがとても取りづらく感じる。
最初は、ちょっと恐怖感があります…
そして、情報収集しようと集中力も使うので意外と疲れる。

ただ、オンラインもやっているうちに、情報が掴めるようになってくる気がするんですよね。
相手のことがわかってくるというのもあると思いますが、何事もやはり”慣れ”もある。

そして、リアルで一度も会ったことのない人達とオンラインだけでやっていると、
本当にバーチャル世界のように感じてきます。

自分の目の前にリアルにある現実(ゴハンを食べるとか、寝るとか)と全く別空間にいるような感覚。
リアルで会ったことがない人達って、リアルでは本当は存在していないかもしれない(笑)
なんてことを考えてみたり。
ゲームの世界と同じ感覚になってきますよね。

そもそも、現実世界自体が実はバーチャルだという考え方もあります。
そうなるとバーチャルの中でバーチャルをやっているという、もうよくわからない世界(笑)

でも、物質的な移動をしなくていいことはメリットも大きい。
かといって、リアルでやることの価値がなくなるわけではなく、やはりリアルでないとできないこと、体験できないことも多い。
むしろ、リアルの価値はあがるとも思うのです。

何をリアルで体験し、何をオンラインにするか。
この辺りは、個人の価値観もあると思いますが、上手に自分に合った取り入れ方をしたいなと感じます。