できない→できるに、0→1にするには

Web制作教室の3回目を先日行いました。
今回からかなり実践的です。

実際にphotoshopを使用しての作業を実践!
今回はすでにphotoshopを少し触ったことがある、どんなものかは何となく知っている方なので、本当に基本的な操作方法等は割愛しています。

アプリの操作方法について、私がオススメする方法としては

”とにかく触ってみる”

ということです。
使い方を講座や本で学ぶのももちろん良いです。
きっと全く触ったことがない方の場合は、Adobe系のアプリは機能が多く、ちょっと複雑なので感覚だけでは使いにくいと思います。

なので、ベストなのは”初めてさん向けの本”を1冊買ってみて、まずはざっと一通り目を通しながら触ってみる。
”ふんふん、こんな感じなのか”
という程度で大丈夫。

そこからは、本を見ながらではなく、実際に何かを作ってみること。
もう実践です(笑)

なぜそうするのかというと、
”知識として詰め込んだものは、再利用しにくい”
と私は自分の経験からそう感じています。

人間、本当に”必要”と感じたもの以外は、頭の奥底にしまい込んでしまうクセがあるような感じがしませんか?

なので、確実に身につけたいのであれば ”自分で体験すること”

それは、どういうことかというと、
自分で何かを作ろうとすると必ず、”こうしたいけど、どうやるのかわからない…”という壁にブチあたります。
それがチャンス。

そこで、自分でアレコレ試したり、ネットで検索したりし始めます。
この一見ムダのような行動。
これがめっちゃ大事なんです。
ここで壁を打開すべく、自分で解決方法を考え始めます。

この”自分で考える力”
これが何をするにも共通するスキル。
あと、意外と必要なのが”検索スキル”

この両方は、Web制作に限らず何をするにも今や必須のスキルだと私は思います。
自分の人生をクリエイトする上でも必要。
常に誰かが考えて問題解決してくれるわけではありませんから。
でも、この力がつくと大抵のことは自分でなんとかできるので、自分にも自信がつきます。

Web制作では、つまづくたびに誰かに聴けるような環境に身を置けることは少ないと思います。
逆に、作業していく上でいちいち誰かに聞いていると、作業が全然進みません。
なので、自分もイライラしてきて嫌になってしまうとも思うのです。

全部を自分でこなそうとする必要もありませんし、時には他人を頼ることももちろん大事です。
でも、小さなことは自分で解決していける力をつけていってほしいのです。

そんな”より現場の実践に近い環境を”という私の考えから、
実際に依頼されている修正作業の内容を一緒にやるということをレッスン内で行ってみました。

オンラインで繋ぎっぱなしの状態で、やり方の説明はせず、まず自分で作業してみてもらう。
そして不明点が出てきたら、都度声かけてもらい、どうやって解決するのかヒントを私の方からお伝えしていきます。

ちょっとスパルタですかね(笑)

でも、間違いなく実力がつきます。
決して、出来ないことを怒ったりすることはしません。
出来ない=やったことがない
というだけなので。

”新しいことをやる”
ということは、
”0→1”にしていく過程です。
そのためには、とにかく出来なくてもやること。

口では”やりたい”と言っているのに、やらない人はたくさんいます。
これは、私からすると”本当はやりたくない”人です。

子供を見ているとよくわかると思いますが、子供はやりたいと思ったらすぐやります。
そして出来なくてもやり続けます。だから出来るようになるのです。
大人だってそれと同じです。
大人は出来ない理由を色々見つけますから(笑)

ゆっくりでもコツコツ続けられた人は、必ず出来るようになります。
焦る必要も全くない。マイペースマイペース。

続けることが大事なので、続けられる量やペース、方法を自分なりに見つけること。
それが何よりも大事です。