パートナーシップも自分

パートナーシップの話は、私が一番避け気味な話です(笑)
でも、何となく書いてみようという気になったので、チャレンジしてみます。

私は、7年くらい前に離婚しました。理由はDVでした。と言っても、初期段階だったので、自分がボロボロになる前に適格な判断ができました。
不思議なもので、傍から見れば明らかにおかしい状況でも、そこにどっぷりはまり込んでいる本人はわからないものなんですよね。
適格なアドバイスをしてくれる友人がいたことが、本当に救いでした。感謝しかないです。

その後も、実家にいつまでもいれない状況だったので、離婚後は生活と仕事のことで精一杯でした。
仕事も派遣から正社員に切り替え、1人で生活していけるだけの収入をどうにか確保し、一人暮らしも始め、やっと落ち着いた頃に予期せぬ出会いがありました。

そこからパートナーシップについて、深く自分と対話することが始まりました。
正直なところ、シンドかったです。

でも、不思議なもので、離婚したときから、「この原因は自分にもあるのでは?」と思っていました。
それは、自分を責めるということではなく、「自分が引き起こした」という感覚が何となくあったのですよね。「私でなかったら、もしかしたら相手はこうならなかったかもしれない…」と思っていたのです。

そして、深掘りしていううちに、それが一概に間違いではないことが見えてきました。

パートナーシップも自分の「写し鏡」なのです。むしろ、他の人よりも強烈だと思います。
本当に嫌なところばかり見せられました。
自分も知らない自分を体験し、自分にショックを受けたり…。

でも、これって実は、相手は「もう一人の自分」なんです。

人は、カラダの性別とは関係なく、自分の内面に女性性と男性性というものを持ちます。
自分の中に女性と男性がいるのです。なんだか不思議な話なのですが、陰陽の法則でいうところの女性=陰、男性=陽になります。
要は、「陰の部分と陽な部分があるよ、両方とも自分だよ」という感じだと思ってもらえるといいのかな。

そして、自分の中で女性もしくは男性を受け入れられていないと、それが現実として目の前のパートナーに映し出されます。
今まで男性社会で頑張ってきた女性達は、意外に自分の女性性を受け入れられない人が多いのかなと思います。

女性性と男性性の両面を自分の中できちんと受け入れる。
統合という言葉がよく使われますが、陰陽を統合させてあげることで、目の前のパートナーも変わります。

パートナーシップの問題は、相手を変えようとするとうまくいきません。
これは身をもって実験済みです(笑)
それを引き起こしているのも自分だと認識すること。
そして、自分の内面を変えれば、相手は自然に変わるのです。

自分とよく対話する。本音を聞いてあげる
これに尽きるのかなと思います。