依存を生みださず、自立を目指す

自分軸を作り、自立しよう、自分というものを確立しよう
とすると、まずはネット上で色々と情報収集し、特定の”メンター”のような人を見つけます。

そこまでは、いいと思います。
ただ、依存傾向の強い方、もしくは依存傾向があることを”自分で認識していない方”は、

その人の言うことは絶対
その人から許可を出してほしい

という心理状態に陥ります。
なので、よくブロガーさんなどで一見”キラキラ”しているように見える方達がいますが、あれこそ依存させていると私は思っています。
ちょっとした宗教と同じです。

私は、”教祖になるつもりはない”と言っていますが、私は誰かの正解ではなく、私の正解です。
なので、依存されそうなのがわかると”冷たい”と思われるかもしれませんが、私は突き放します。
自分が嫌われても、その人のためにはなると思うからです。

私は、私にしか適用されない正解しかわかりません。
でも、他の人にも共通する部分、参考になる部分は多くあると思います。
なので、それをブログに書いています。

自分の足でしっかり立ち、自分の道を行きたいと思う人の力にはなりたい。
けど、依存はうみたくない。
という葛藤が私の中にはあります。
これをどのように解消すればいいのか。私の課題の一つでもあります。

依存しないためには、すぐ誰かに聞くのではなく

自力で何とかするクセをつける
自分で考えて、答えを出す

ということが大事です。

他人に意見を聞くときは、答えを求めるのではなく、
“自分はこう思うけど、あなたはどう思うか”という聞き方をすることも大事です。

自分の意見もしっかり述べる、アウトプットする

自分の中で答えを出してから、他人に聞く。
最初から質問を丸投げしていたのでは、自分で考え、答えを出す力はつきません。

これは仕事でも何でも同じです。
仕事を進めるうえで、いちいち上司にお伺いをたてていたら、進むものも進まない。
自分なりの提案を持って行って、話をするほうが中身のある話ができます。

依存体質の方は、”共感力”も高い傾向があります。
相手と自分の感情の境目がわからなくなる。
自分が感じている感情は、自分のものなのか、他人のものなのか。
そして、自分と他人は一緒ではないと切り離すことも必要。

“人との距離感”を上手に保つ

つかず離れずの”自分が依存しない距離感”というのを見つけること。
親しき中にも…というように、どんなに親しい人でも、ある程度の距離を置くことで、お互いが気持ちいい関係性を築けるとも思うのです。
家族も同様に。

これは、”自分を律する”ということにも繋がります。
親しい人だから何でもいいではなく、親しい人にこそ敬意を払う。
そういう距離感を持つことで、自分も程よい緊張感を保つことができるのです。

依存とは”甘え”でもあります。
自分の足で立つことを放棄してしまいかねない。

本当は、みんな自分の足で立ち、歩むことができる強さを持っています。
その本来の強さを取り戻す。

そのために、もし私ができることがあるのであれば、ぜひご意見をください。
こういうサポートがほしい、こういうことが知りたいなど、自分で前向きに取り組んでいきたいという方には、喜んで力を使いたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。
何か参考になれば幸いです。