天職と仕事、2つを切り分けて考える

占星学では、”天職”と”収入を得るための仕事”は別として捉えます。

天職とは、”生きがい”を感じられるもの。
仕事は、生計を立てるためのもの。

この2つが同じという人もいれば、違う人もいます。
天職がそのまま収入に繋がる人もいれば、仕事は仕事として別に持つ人もいる。
とはいえ、占星学は”絶対”ではないので、必ずしもそうとは私は思いません。あくまで参考。

自分のやりたいことを仕事にしたいと思ったとき、

収入とやりたいこと・好きなことは、分けて考える

まずは、これが大事。
これを最初から一緒に考えると落とし所が見つからなくなります。
自分の”得意”は仕事に繋がりやすいもの、”好き”は天職に繋がりやすいもの。
と考えていくと、

“得意×好き”で、できそうなことを自分で創り出す

と考えると、なんとなくどういったことがいいか見えてくるかもしれません。
自己分析のワークシートなどで書き出していみると、見えてくるものもあると思います。よかったら使ってみてください。

そして、天職と言われる”好きなこと、やりがいを感じるもの”は例え収入にならなくても続けられます。
逆に、見返りがないと続けられないことであれば、”本当に好きなことではない”ということ。
これも大きな判断基準です。

見返りがなくても続けられるので、好きなことは、ゆっくりでもコツコツやることはできます。
なので、結果はどうであれ、好きなことはまず続けること。
焦らないことも大事です。
焦ったところで、何もいいことはありませんから。

“与えることが先”とよく言いますが、本当にその通りで、やらないことにはその先はありません。
仕事だって同じです。先にお給料もらってから働くわけではありません。
働いたから、その分をいただけるのです。
何でも結果は後からついてきます。
やりたいことをまずは、とにかくやる。

そして、中には天職と仕事を分けて、2つをバランスよく持つことで、安定してくる人もいます。
これも、実際に好きなことをコツコツやっていく中で、自分にちょうどいい塩梅が見えてくるはずです。

“好きなことは仕事にしたくない”という考え方もありますし、意外と”実務的な仕事も実は嫌いではない”ということに気がつくこともあります。
仕事を”嫌い、イヤだ”と思っていたとしても、”嫌い、イヤ”の解像度をあげて見てみると、実は環境が合わないだけだった、仕事量が多いだけだった…
という具合に”仕事そのものは実は嫌いではない”ということが理由の場合もあります。

なので、自分の”嫌い”をただ”嫌い、イヤ”ではなく、

何がイヤなのか、何が嫌いなのか
より具体化・細分化してみる

ということをやってみると、新たなヒントがあるかもしれません。
細分化して考える場合は、チャート図のようにして書き出してみると、自分の頭の中を整理できると思います。
思考を整える。

そして、自分なりのちょうどいい塩梅とか、バランスが見えてくると、

すべては繋がっている

ということも、見えてきます。
自分が差し出したものは、巡り巡ってどこかで自分に返ってくる。

天職をやることで、例えそれが直接収入に繋がらなかったとしても、別のもので豊かさが入ってくることもあります。
これは見落しがちですが、基本的には何らかのカタチで返ってくる。
それは、自分が思っているものではないかもしれない。
なので、返ってきていることに気がついていない人が多いと思います。

返ってきているものに気がつくこと。
気がつける人が、どんどん幸せになれます。
そして、返ってくることがわかれば、自ずと目の前の結果に囚われず、続けることもできます。

ちなみに、現象世界では、

具現化されるまでにタイムラグがある

ということも忘れずに。

では、今日も心地よい一日を。
ありがとうございました。

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