自分とは、”すべてを内包する”存在

占星学では、ホロスコープと言われる”出生時の天体図”を使います。
その人が、この世に生を受けた瞬間、天体がどんな配置だったかを見ていきます。
生まれた時の天体の配置を見ることで、与えられてきた資質などを読み取ることができます。

で、よく星占いである12星座(牡羊座とか、牡牛座とか…)では、自分星座のところを見ますよね。
あれってなんかしっくり来ないと思いませんか?
そして、他の星座を読むと、あれ?私のこと?みたいな星座があったりしませんか?

その感覚、ある意味正しいと私は思っています。

ホロスコープを見るとき、実は

ホロスコープの円の中心に自分を置く

と考えてもらえるといいと思うのです。
どういうことかというと、

12星座すべてを内包しているのが自分
自分=宇宙そのもの

なのです。
なので、実は自分の中には全部の星座の資質があります。

この見方をすると、

一人一宇宙
自分を俯瞰する
ワンネス

そういった概念ともフィットしてきます。

自分という存在は、単純に肉体としての自分、物質的な自分ではなく、本来カタチのないものである。
言語化するならば、魂という言い方が一番近いのかもしれない。

その中心にいる自分・魂が、

どの場所で、どの力を使っていくのか

そうホロスコープを読んでいくと、少し見え方が違ってくると思うのです。

ホロスコープの1つの星座に自分を置いてしまうと、その他は分離されたものになってしまう。
“自分”以外の星座やハウスは”自分ではないもの”、”他人”。
この捉え方は、ワンネスの考え方と同じで、他人をも自分の中に内包する。
他人も自分と同じように”自分の中に一宇宙を持つ”と考えると、他人も自分を内包している。

他人=私、私=他人

という式が出来上がる。
これは心理学でもよく言われる話です。

こうやって考えていくと、他人も自分であるということが腑に落ちてきます。
他人とは自分自身である。
と考えるならば、他人とどう関わりたいでしょうか?
どう接してあげたいでしょうか?

他人にすることは、自分にすることと同じということなのです。
他人にしたことは、自分に返ってくる。
逆を言えば、自分に返ってきたことは、自分が他人にしたことです。
自分が他人にしてほしいことを他人にする。
これは、宇宙の真理そのものです。

そんなことが、フト思考回路が繋がり出てきたので、備忘録的に書いてみました。
言語化がいまいちですね。わかりにくくて、すみません。