意識を自分の中心に向けること

“自分中心”という言葉を私はよく使うのですが、”自己中心的”という言葉とは似て非なるものなので、少し解説をしてみたいと思います。

自己中というと、”自分さえよければいい”というような発想。
自分の”利”や”気持ち”ばかりを優先してしまい、相手の気持ちや考えを考慮しない。

自分中心とは、そうではなく、

自分に素直であること
意識を自分の中心に向けること

と私は思っています。

自分の意志や想いからモノゴトを判断・行動するということ。
それは、決して他人はどうでもいいというのではなく、そこも含めたうえで、自分がどうしたいか。

ただ、共感力の高い人は、もともと自分よりも他人を優先してしまうクセがあります。
意識が常に”自分の中心”ではなく”他人の中心”に向いているのです。
他人の目を過剰に気にしてしまう人もそうかな。
なので、他人の気持ちからモノゴトを判断・行動しようとしてしまう。

そういう人は、まずは意識を自分の中心に戻す訓練が必要。
そのためには

自己中に一度なってみる(笑)

といいのです。
でも、共感力の高い人ほどに、自己中になってみても決して自己中になれないから大丈夫。
自己中をやってみることで、”意識を自分の中心に向ける”ということが、どういう状態かが感覚で理解できるようになります。

自分に意識を向ける練習

これがとても大事。
これは、コツコツ普段の生活をしていく中でやっていくと、自然とできるようになります。
そうなると、その時々、自分がどんなことを感じているのか、何を思っているのか、そんなことがよりクリアに見えてきます。

他人の気持ちにばかり意識が向いてしまう人は、ぜひやってみてください。
自分を知るため、理解するための大きなヒントになります。

一人ではうまく出来ないという方をサポートするために、レッスンを行うことにしました。
ご興味のあるかたは、自分を生きるための幸せレッスン をご覧ください。