できなくてもいい

以前、働いて職場は同じ部署のみんなは個性豊かだったけど、みんな面白くて大好きでした。
今思うと、すごい仲間意識が高かったな~と思います。

そこで出会った上司から言われた言葉をフト思い出しました。

できなくてもいいじゃない

これは、私の中では想定外の言葉だったんですよね。

仕事で失敗するとか、ミスとかありえない!
みたいなガチガチな考えだったんですよ。
でも、それを覆される言葉でした。

その上司は、決してすごい仕事ができるタイプではありませんでした。
でも、なんかいつも楽しそうに仕事してるんですよね。
もちろん、大変そうなときもあります。

それを見ていて、”あ、この人この仕事や会社が好きなんだな”ってわかりました。

その職場は、なんだかんだそういう人が多かった感じがします。
表向きは文句も言ってたりするんです。
でも、それが本音ではなく、本当はその仕事が好きで、なんだかんだ楽しみながらやっていた感じ。

で、”できなくてもいいじゃない”の言葉の裏にあるのは、

結果じゃない

ということ。

やってみることに意味があるんです。
それを体験する、経験することに意味がある。

もちろん仕事であれば、結果が出せれば尚いいのでしょう。
でも、それをやってみることで気がつけること、自分の成長に繋がることってたくさんあると思うのです。

結果が出なかったとしても、そのプロセスで得た経験・体験は自分の血肉となります。

そして、いくら知識を詰め込んだとしても、それを実際に体験した人にはかないません。
体験した人の言葉には説得力もありますよね。

と考えたら、失敗なんてないんですよ。

結果ではなく、トライしてみること。
体験してみること。それそのものに意味がある。

結果はおまけ。

と言いつつも、結果を気にしてしまう自分もまだいるし、結果出したいな~と思ってしまうのが人間(笑)

だから、思ってもいい。
けど、まずはやってみよう。
くらいに軽く、ゆるくゆるく。