揺らぎがあるのが自然

最近やっと過ごしやすい気候になってきましたね。
嬉しいです。秋は一年で一番好きな季節です。
春も好きだけど、秋のほうが少し落ち着きがあるので好きです。

でも、この季節変わり目は体調が不安定になりやすい。
3年前のこの時期に私は、顔面神経麻痺になりました。
ちょっとガクンと落ちやすい時期でもあるので、無理しすぎずにいきたいですね。

こんな不安定なときは、メンタルも体調も不安定になりがちです。
でも、その揺らぎって私は大事だと思っています。

人って常に少しづつ変化しているんです。
なので、それを一定の状態に保つ、常に同じでいるということのほうが不自然なのです。

気分が落ち込むとイヤだな…なんて思ってしまいますが、それも必要なのです。
いつもテンションあげあげでいる人のほうがオカシイでしょ?!

明日は、新月。
そんなこともあってか、私はここ数日少し落ち気味です。
色々、整理されようとしている感じがします。
昨日は、本当に「どうしたの?!」という感じに急降下しました。
でも、それも私なんです。
今は「そういうとき」と思って、無理に上げようとせず好きなだけ落ち込ませてあげる。

そして、何だか昔色々書き綴っていたノートを見たくなり、読んでいました。
そこに書いてあったこと。
昔「私、強くなりたい」ってある人に言ったんですよね。
そうしたら、「そんなやつ、そうそういない」と言われました。

いつも強い人なんていない。強いだけの人なんていないんです。
その裏には、同じくらいの「弱い」も抱えていたりする。
とても明るい人には、それと同じくらいの深く暗い部分も抱えていたりする。
これも陰陽ですね。

そして、その陰陽は比例するような気がしています。
色々な人を見ていて、どちらか一方だけが突出するってことはない感じがしています。
明るい人の裏には、とても暗く重い経験がある。
だから、明るくいられたりするんじゃないかなって。

そんな風に他人を見ていくと、その他人の表に出てこない裏の一面も垣間・奥深さが見えてきたりします。

人ってとても複雑でとても精密にできている。
だから、何か一定の状態でいることはできない。
その揺らぎすらも心地よく過ごしていけるといいなと思います。