楽器の感覚

昨日、書いた”後ろを感じる”話。
なんか同じようなことをしたことがあるな…とすぐに思ったのですが、楽器を吹くときの感覚と少し似ています。
管楽器や声楽をある程度のレベルまでやったことのある方は、たぶんわかるのではないでしょうか。
(私は音楽大学でホルンという楽器を専攻していました笑)

音を出すとき、前ではなくて後ろに音を飛ばすんですね。
これは、後ろ(自分の後頭部あたり)を意識して音を出すと、口の中が自然と少し広がります。

口の中を広げないと、音に響きがでないのです。
音を出してしまってからでは、音に厚みや響きは出せないので、出すときの自分の身体の状態が音に大きく関係してきます。

楽器の吹き始めの頃は、前に前に音を出そうとします。
息をめいっぱい出して。

でも、本当は呼吸のような息の使い方や、出来るだけ身体も自然に近い状態のほうが良い音が出るのです。
高音や低音になってくるとコツは必要ですが、基本はいかに自然に近い状態で音を出せるか。
そこなのかなと学生時代に色々試した結果、行き着きました。

自然体でないと1時間にも及ぶような交響曲なんか、演奏しきれないですよね笑

今は楽器の演奏はやらなくなってしまいましたが、
私にとって楽器との向き合いは自分との向き合いでもありました。

天才肌ではないのでなかなか上達しないタイプでしたが、コツコツやり、あそこまで吹けるようになった!
というのは、自分の中で大きな自信につながっています。

音楽を通じて身に着けた感性は、今大いに役立っているなとも思っています。

無駄な経験は本当にないです。
各々違った経験、体験をしていきているからこその個性があるとも思います。

そんな自分の個性を大事な宝物としていきたいですね。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。