伝えたい、という気持ち

仕事でいつも悩むのは ”どうやったら伝わるか”
自分が伝えたいと思っていることを、見る人にできるだけ明確に伝えたいということ。

伝えるとは、言葉だけではない。
デザインも伝えるツールの一つ。

デザインは言葉のようにダイレクトな具体性がないから、明確に伝えたいことを伝えるのが難しいなと思う。
受け取る感覚は、人によって異なるものでもあるから。

でも、最近思うのは、結局は

伝えたいという気持ち

なのではないかと思う。

言葉が通じない海外でも、カタコトの英語で伝わることもある。
そこにあるのは、”非言語コミュニケーション”なのだと思う。

コミュニケーションは、言葉だけではなくって、
そこには、目に見えないものもきっとある。

表情やしぐさだけでなく、雰囲気や感覚で受け取る情報。
それさえ相手に伝われば、伝えたいことは伝わるような気がする。

テレパシーというものがあるのなら、そんなものなのかもしれない。

そう思うと、うまくやろうとか、すごいものを創ろうとか、
そういった思考や気持ちが何だかどうでもよくなっていくような感覚がある。

決して、すごいものを創ること、産みだすことだけに意味があるのではない。
目の前のことを、自分なりに精一杯やることが何よりも大事なんだと思う。

でも、ほどほどに(笑)
頑張りすぎないよう、自分をコントロールすることも同じくらい必要。