”手当て”は、コミュニケーション

先日、長年お世話になっている公認心理士の先生とお話しをしていました。

リモートワークの話をしていて、
人の顔も見ずに仕事しているって…私は何だか違和感ありますなんて話をしていたのですが、
先生が言っていたのは

”手当て”がコミュニケーションの一番基本

とおっしゃっていました。

手当てって”手当て”です。手を相手に当てる、あの手当て。

話すでもなく、聴くでもなく、手を当てるだけ。
それで人ってコミュニケーションできる。

確かにそうだな…と思いました。

大人になってからは、あまりやることもないけれど、
子供の頃は親に”手を当ててもらう”ってすごく安心感だったり、優しさみたいなものを感じました。
それすらも、コミュニケーションになる。

人って”非言語のコミュニケーション”を知らないうちにやっている。
そして、そういうものの価値や大事さが、これからもっと認められていくと思っています。
“人”にしかできないこと。
そういうものが、このコロナによって新たな気づきにもなっているのかもしれません。

そして、”ただ発言すればいい、発信すればいい”、というような

上部だけのコミュニケーションや情報

は、どんどん受け入れられなくなっていく感じがしています。

その発言や発信にのっている”エネルギー量”みたいなもの。
そういうものに、だんだんとみんなも気がつけるようになってきた。
本物か偽物か見抜ける力がついてきている。嘘が通じなくなる。
そんな世界になっていくのかなと思っています。