変えたければ、今までと違う選択をする

前回の大きな存在の一部になるに書いた「今までと違う選択をした」ことがきっかけになったという話を書きたいと思います。

そのきっかけとなったのが、仕事でした。
私の今の仕事をご存知ない方もいると思うのですが、私は、派遣×フリーランスという働き方をしています。
仕事内容は、Web制作やUI/UXデザイン(システム画面のデザイン)などが主です。

今まで、私は転職回数が多く、職場が変わることが多かったです。
履歴書を確認してみたところ、今の会社で11社目。
昔、派遣で働いていた期間も長くあるため、1年単位で変わっていた時期もあります。

なぜそういう働き方をしていたかというと、自分の意志もありますが、流れにのった結果です。
私の場合、「ここでもう学ぶものはない」と感じるタイミングが必ずあり、そのサイクルが早かったのです。
「流れにのる」ポイントというのがあるのですが、この辺りは、また別の機会に書こうと思います。

その転職回数の多い私が、今回今まで選択してこなかった「転職しない」という選択肢を選びました。

今の職場へ移った理由は、UI/UXデザインをやりたいという想いからです。
それが、この春に組織変更があり、開発チームからマーケティングチームに入ることになりました。
ということは、システム開発には基本的には関わらなくなるということです。やりたかった、システム画面のデザインが出来ない可能性が大きい。

「え?!こんなはずじゃ…」と思いました。
でも、部署内でWebや紙媒体のデザインを行えるのは私しかいないので、そうなって当たり前。

いつもの私であれば、「やりたい方向性と違うのであれば、他へ移ろう」と考えます。
そして、その考えは今回も頭をよぎりました。

でも、どこか積極的になれない自分がいたのです。
いつもの勢いがないな…と自分でも思いつつも、今の状況もあるから様子を見ようという気持ちもありました。
コロナで動けなくなっていたこと、このイレギュラーな状況下で「命を最優先」としリモートワークを積極的に導入してくださったこと。
そういう状況も大きく影響していました。

でも、仕事内容は当初自分が考えていたものからドンドンずれていきます。
環境はいい、けれど自分の「こうしたい」が叶わない。これでは、転職した意味がない。
しばらく、自分の中で葛藤していました。

でも、「こういう状況になったことには必ず意味がある」とは感じていました。何を意味しているのか、しばらく探っていました。

それが、少しづつ「なんとなく、今の仕事を続けたほうがいい気がする」というものに変わっていったのです。
今までにない感覚だったので、不思議でした。

でも、それをよく観察してみると、2つきっかけがあったように思います。
1つは、私は「大した仕事じゃない」と思うものでも、綺麗にデザインしてあげたり、文章を作ったりすると、とても喜んでくれたのですよね。

それを見て、「すごいことしなきゃ仕事じゃない」と勝手にハードルを自分であげていたな…と気づき、仕事ってそういうことじゃないのでは?と思ったのです。
自分を満足させることも大事ですが、相手が望むこと・喜んでくれることをやるというのが、大事なのかもしれない。
ここの擦り合わせが一番難しいとは思うのですが…

もう1つは、そもそも本当にUI/UXデザインをやりたかったのか?
という疑問が出てきたことです。

少し専門的な話になってしまいますが、スマホアプリが増えていることなどもあり、UI/UXデザイナーの需要が増えています。
なので、スキルとして持っているとメリットがあると言われているのですね。
この「やっておいたほうが良さそう」という気持ちもあったのではないか?ということ。

もちろん、興味があったのはウソではありません。
でも、そこに執着する必要があるのか?といったら、そこまでないのでは?と思ったのです。
しかも、不思議と「ITから少し離れたい」という気持ちも出てきていたのですね。
余計、手放すことに抵抗感がなくなってきます。

そして、「文章を書く」ということに向き合わされたことの意味もだんだんと「こうかな?」と自分なりに感覚を擦り合わせることができてきました。
文章を書くことも私は今まであまり苦に思ったことがないです。それが、おそらく「苦痛」でしかない人もいるということ。

こうやって、私は仕事を通じて課題を与えられ、気づきを得ることが多く、今回も不要なものを削ぎ落とせた感じがします。

「大きなこと」をする必要はない、自分ができることをすればよい
というとてもシンプルな気持ちになってきました。
「何か特別なことしなきゃ」ということが、とても自分には大きな荷物になっていたのでしょう。
これは仕事だけでなく、すべてのことに共通する概念。
それが前回の記事へ繋がりました。

人は、不要な思い込みをたくさん抱えている。
それに気づき、手放せるほどどんどんラクに軽くなれます。
少しでも荷物を降ろし、軽くなれる人が増えるといいなと思います。

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