すべての根底に通じるもの

私は”ビジネス”という言葉を聞くと何だか心がモヤっとして、
苦手・難しい…という感情が出てくることが多かった。

その感情の根底にあるのは、

理解されない
理論・根拠を求められる
数字・データがすべて

というような自分の仕事の体験から得た感覚が刷り込まれたもの。

何かを上司に言っても
“なぜそれが必要なのかわからない”と言われたり、根拠を求められるのは絶対。

理屈だけでは説明できないもの、大きな視野でみないといけないこと、
そういったものは大体理解してもらえず、受け入れてもらえないことが多かったから。

でも、そこも徐々に変わってきているのを最近は感じる。
“今までのやり方は通用しない”ということをよく聞くけれど、そういう根本的な部分が変化している。
“本来あるべき姿”というか、”人のためのビジネス”に変化しようとしているかなとも感じる。

そして、私が仕事で何に一番違和感を感じていたか…というと

競争、戦い、勝ち負け

という世界だったこと。

常に自分が勝つために、自分が儲けるために、自分、自分…
という世界のように感じていた。
それが苦しかった。

でも、今までの”自分だけが”という考え方ではもう回らなくなってきている。

その根底にあるのは

自我ではなく利他

相手が喜んでくれるには、相手のためになるには…
という”相手ありき”の世界に変化してきているように感じる。

でも、とてもこれは自然なことでもあるし、相手があるから仕事としても成り立つわけで。

こういう考え方が浸透し、理解されていくことで、自分の中での苦手意識や苦しさが自然と和らいでくる。

もちろん、仕事はボランティアではないので、そこの”いい塩梅” “バランス”というのはとても大事。
でも、仕事に対する根本的な姿勢というものが変わることで、

ああ、これでいいんだ!

と思えることが増えてきたように感じています。
私にとってはとても嬉しいことなのです。

競争ではなく共創の世界

これが浸透してくれば、もっと楽しんで仕事ができるようになると思います。

今まで通用しなかったものが通用する時代へ。

その中には、自分にとって”苦手”と思うこともあるかもしれない。
でも、”これでいいんだ”と思えることも増えてくると思うんです。

だから、昔できなかったから、苦手だったからというものも、”今”だったら全然違う結果や体験に繋がるような気がしています。

過去に囚われない

再度、まっさらな状態で”自分が何をしたいのか”自分の心の声に耳を傾けたいなと思います。

自分の”在り方” “自分軸”が定まりさえすれば、何を選んでも、何をやっても大丈夫。
そう感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。