〇〇になりたい
”なりたい”って言葉に、最近とても何か違和感を感じる
”なりたい”ってことは、”なったら終わり”なんですかね?
”やりたい”はそのコトをやることが目的。
”なりたい”はそのコトになるのが目的。
であれば、なりたいってあんまり意味がない。
私は、自分でよく気がついていませんでしたが
”フリーランスになりたい”
とちょっと思っていたんですよね。
フリーランスになって何をやりたいのか?
何をやりたいか、よりもなりたいが先にきていたような気がします。
Webやシステム開発の仕事は好きだし、それならフリーランスもいけそうだ
というボンヤリしたもの。
もちろん、一時は人の下で働くのがイヤだとか、自分の思い通りにやりたいとか…
そういった気持ちもありましたが。
でも、ここ、陥りがちな感じがしています。
そして、ライフスタイルから”やること”を選ぼうとした場合もなりがちかもしれません。
ライフスタイルとやりたいことのバランス。
ここも人それぞれだと思います。
どちらをどの程度までなら譲れるのか、譲れないことは何なのか。
そして、実は”やりたいこと”って”ならなくても出来る”ことが大半です。
”何かがないと出来ない、何かにならないと出来ないこと”ってほとんどないと私は思います。
そして、その”なりたい”をやめたとき
とてもラクになるし、”やりたい”を純粋に楽しめるようになる気がします。
”なりたい”は小さなことも同じ。
例えば、”仕事できる人になりたい”とか”お金持ちになりたい”、”いいお母さんになりたい”…
そういうことも同じ。
ならなくていいんだってば。
なりたいがなくなると、本当に単純に今なにをしたいか、目の前のことを楽しむことに専念できると感じます。
そのほうが”なにかになる”よりもずっと幸せで楽しい。