強みと弱みは、表裏一体

先日、ストレングスファインダーの認定コーチによるコーチングを受けてみました。

ストレングスファインダーって、診断結果を読むと1つ1つの資質については、大体理解ができるのですが、それらを掛け合わせたときにどうなるのか?
ということが、今いち理解できていない気がしていました。

資質の掛け合わせは人によって全然変わるもので、パターンは膨大です。
なので、一人一人違うといっても過言ではないですよね。

コーチングを受けて大きな気づきになったこととして、

  • 強みと弱みは表裏一体
  • 順位が下のほうの資質についての理解
  • 自分だけでなく他人、人間関係への活用

などがありました。

大きく誤解していたなぁと思うのは、上位資質は上手に使えば”強み”となるが、使う方向性を間違えると”弱み”になるということ。
要は、どういう使い方をするかで、大きく意味合いが異なってくる資質。陰陽の両側面ということです。
そして、無意識によく使う資質なので、下位の資質よりも影響力が大きいということ。
なので、下位にある資質はよくも悪くも使っていないので、影響力も少ないということなのだそう。

ということは、強みとして使える環境に自分を置いてあげると、最大限に自分の資質を活かしていけるということなんですよね。

そして、もう1つ”他人への活用”ということを私は新たな使い方として取り入れたいなと思いました。

どうしても、”苦手な人”という人はいますよね。
これは誰でもあると思うんです。自分の気質との相性ってあるので。

私は、あまり細かいことを指摘されたりするとイラっとしてしまうタイプなんです(笑)
あとは、依存されるのが苦手とか…

でも、基本的に”嫌いな人”は作らないようにはしていてます。
”嫌い”と思ってしまうと、その人を阻害しようとしてしまうというか、”ないもの”にしたくなってしまうので(笑)そうなると、自分も苦しくなるのです。
なので、あえて”苦手な人”どまりのグレーな状態にしておくようにしています。
そうすることで、必要以上にその人を気にしなくなるんですよね。

でも、”苦手な人”というのはいます。
そういった人を単に自分の感覚だけで捉えるのではなく、客観的な視点で捉えることにストレングスが役立ちます。

自分の感覚だけで捉えてしまうと、自分の視点・フィルターを通してしか相手を見ることができない。その人の陰陽の陰の側面しか見えていないかもしれないのです。
なので、ストレングスの34の資質に当てはめて考えてみる。
そうすると、良い面・上手に活かす方法・得意なことが見えてくるんですよね。

細かいことを指摘する人って、私の視点から見ると”そんな細かいことはどうでもいい”という風に見えてしまし、”ダメだしされている”と思ってしまう。
でも、決してダメ出しをしているわけではなく、その人にはそれが見ようとしなくても見えてしまうのだそう。

例えば、誤字脱字なんか私は全然気がつかない人なんです。
でも、それをなぜか気づいてしまう、見えてしまうというタイプの人がいるということ。なので、その人からすると見えてしまうから言っているだけなんです。

と、理解できると自分も相手の言うことを好意的に受け取れる感じがするのですよね。
決して悪気があってやっているのではないということ。

こうやって相手を理解することにも使っていけると、お互いがもっと歩み寄れるし、ストレスも減らしていけるのかなと思います。

チームマネジメントなんかやる立場の方にはぜひ使ってほしいです。
各々の特性を知り、得意なことを担当してもらう。そうすることで、もっと仕事を楽しくやっていける気がするのですよね。

ちなみに、今回コーチングをやってくださったのは、いつもお世話になっているRe*Life ARTSsの亀山沙紀さんです。興味がある方は、ぜひ受けてみてください。