謙虚にいる

最近、とてもしっくりくるなと思うのが
この「謙虚」と言う言葉。

なんか、昔はあまり好きな言葉ではなかったんですけどね(笑)
自分の気持ちや感情を抑える、建前というようなイメージが強かったのだと思います。

謙虚って我慢とは違うし、自分を持たないということでもない

この絶妙なところが難しいなと思いつつも、
その状態ってとてもニュートラルで気高くいられる気がしています。

我にも囚われず、自分軸はしっかり持つ

本当にこの「我」というのはやっかいで、
特に私は昔から「こうしたい、ああしたい、これはイヤだ」というところが強く、
母親からも「あんたは、何でも自分の言う通りにしようとする」「ワガママ」
と言われていたのを覚えています。

多かれ少なかれ、誰でも子供の頃にはあるのだと思いますが…
自分の思う通りにいかないと機嫌が悪くなる(笑)

それが上手に使えているときは、
「自分の意志をしっかり持つ」
という自分軸の強さのような力を発揮すると思います。

でも、それも度が過ぎると「ワガママ」という風に見えてしまう。

本当に何事もほどほどにバランス良く。
この感覚を上手にコントロールできるようになると、
自分も気持ちよく、他人も気持ちよくやっていけるのではないかなと思います。

そうは思っていても、人はどうしても感情に飲み込まれてしまったり、目の前のことに飲み込まれてしまったりする。

でも、それは人間にしか経験のできないことで、それすらも体験するために生きている。
なので、そうなってしまうのはダメとか、決してそんなことはないと思うのです。

時には、感情に飲み込まれたっていいし、落ち込んだり、自分を責めてしまったりしてもいい。
そうなってしまっても、ニュートラルな状態に戻れるということが大事だし、自分は戻れると信じることが大事。
戻れると思えば戻れるのですよ。本当に。

そのためには、自分の中で「ニュートラルの状態の感覚・意識の向け方や持ち方」をしっかり感覚として身に着ける。
頭で理解するものではなく、感覚を掴む。

どんなにその状態を思考で論理的にと思っても、これは無理だと思います。
頭ではなく、感覚に落とし込む。

そのためには、その状態を心地よいと思える自分であること。
自分の中で、この状態がいいと腑に落とすことが必要だと思います。

言語化って難しいですね。
うまく表現できていない気がします。

私自身も、まだまだ感覚を掴み切れていない部分もあるんでしょうね。
徐々に自分のものへしていければいいなと思います。


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