自分の能力に、制限をかけない

自分を知りたい、自分が持つ強み・資質は何だろう?
とあれこれやり始めると、「強み」ばかりに目がいきます。

もちろん、強みは自分が得意とする、使いやすい資質なのでラクに使うことができます。
自分では無意識にやっていることだったりするのです。

でも、意外と見落としがちな自分の「弱み」の部分。
ここも知ることが大事だと私は思っています。

全ての人が同等にすべての能力・資質は持っています。

例えば、ストレングスファインダーは、誰がやっても34の資質すべてが出てきます。
自分だけ33個しかないということはありません。
ということは、最下位の資質だったとしても、「自分の中にはある」資質なのです。

なので、下のほうにある資質は、自分には「ない」と思っている資質だったり、「普段あまり使っていない」資質。
ストレングスファインダーの結果は、やるときによって結果が異なります。
上位5資質くらいは、ほとんど変わらないようなのですが、その他の資質はそのときの環境などに左右されてきます。

実際、私は正社員で働いていた時にやった結果と、最近やった結果は異なります。
そのときにやっていること、環境によって使う資質が変わってくるということなんです。

占星学も実は同じです。
自分の星座以外の星座の内容を読んで、「これ、私も当てはまるな」と思ったことはありませんか?
占星学で出てくる12星座も自分の中にすべて持っています。
自分の中に1つの宇宙があるような感じです。

なので、自分にはこれしかできない、これは向いていないと思い込むことは、自分の能力に制限をかけてしまうことにもなります。

無理に苦手なことをやろう、弱みを克服しようという話ではなく、
出来ないと思っていたことも実はできることも十分ありえるよねという話です。

自分に対しての思い込みも、たまには疑ってみる。
そうすると、また違った視点で自分を知ることができるかもしれません。