自分のダメなところの「表」を見る

もう何年も前に言われたことが今になって腑に落ちています。

メモをみたら2011年の話。
当時はまだ結婚していたのですが、少しモヤモヤしていることがあったのです。
そんなときに友人から紹介され、ある方のセッションを受けました。
その人の前で号泣したのを覚えています。
とてもありがたい出会いでした。

でも、色々伝えてくださったメッセージが、その時の私にはまだ半分くらいしか理解できていませんでした。
それが、今はだいぶ腑に落とせています。

そのとき言われたことが、同じように今必要な人がいる気がします。

私なんて…じゃない。
私だからに変えなさい。

私ももともとはネガティブ思考です。
自分のダメなところばかり、社会に適応てきないところばかり見て、そこを努力して無理して合わせてきたタイプです。

なので、「私なんて…」はずっと持っていました。
でも、そこを「私だから」に変える。

それをわかりやすく言うと
「自分のネガティブな部分、短所と思っている部分。その表側を見なさい。」ということ。

何事にも「陰陽」があります。
表と裏。

長所と短所も表裏一体です。
長所に見える部分も裏を見れば、短所になります。
なので、短所も表を見れば長所になるのです。

自分のネガティブな要素を別の視点から見てみる。
例えば、私はストレングスファインダーでも内省が1位になるほど、自分の頭の中で思考することが好きだし得意です。「一人脳内活動」が趣味(笑)

なので、自分と向き合い謎解きをしていく自己分析はすごく楽しいと思うし、哲学や思想などの深く考えられるものが好きです。
仕事だとモノゴトを深く考え、計画していける。
これが表の面。

でも、これにも裏がある。
脳内活動が好きなので、一人の時間が好きです。なので、集団の中では1匹狼になりがちです。捉え方によっては、「やる気のない人」という風にも見えるかもしれません。
深く考えることも、必要ない状況もあります。そういったときには、「モノゴトを複雑に考えすぎる」というふうに出てきます。

どんなことも「表」がある。
自分の視点を変えてみるだけで、周りの世界は大きく変わります。

今までは「社会の価値感」に囚われた視点からしかモノゴトを見ていませんでした。
明るく、活発で、前向きな人がいい!というような外向的なイメージや価値観。
私ももちろん、世の中全体がそうでした。

その価値観、イメージを自分で払拭すること。
それが少しできると視野がとても広くなります。

ストレングスファインダーには、ちゃんと両方の面の解説も載っているので、興味がある方はぜひやってみてください。
新たな自分の側面を発見できるかもしれませんよ。