やりたいことは、明確にしすぎない

やりたいこととは、自分軸を表現するものの続きです。
「考えて綿密に計画してから動く」というやり方が合わなくなってきたよという話でした。

手段・計画をしっかり考えるよりも、まず動いてみる。少し動いて、修正を繰り返す。
「情報収集→自分で仮説してみる→自分と擦り合わせる→やってみる」という小さなサイクル(ビジネスではOODAサイクルと言われます)を繰り返す。

変化が速くなっているため、今までのようにじっくり計画を立てても、立てている間にもどんどん変化していってしまうのです。
なので、行動する頃にはもう合わなくなってしまう。
なので、後者のような「動きながら調整していく」という方法のほうが柔軟にできるのです。

これはITの世界、開発の現場がまさにこうなっています。
面白いですよね。全然違うことなのですが、根本は同じことをやっているのです。

なので、「最初からやりたいことを明確にしすぎない」

ここが意外と大事な気がしています。
ゴールがないと方向性がないよね?
と思うかもしれませんが、ゴールは10年先・20年先にどうなっていたいか?
というくらいのものでいいと思います。
大まかなイメージだけ決めて、あとはフワっとさせておく。

なぜかと言うと、これ以上具体的にしてしまうと、逆に柔軟性がなくなるのです。
逆に動けなくなってしまう。

「こうなるためには、こうして、ああして…」
と具体的な方法を考えてしまいませんか?
もう、これはみんなクセになっていると思うんですね。
頭で考えて行動する。
結果ありきでの行動。

しょうがないのです。
それが有効な時代だったし、そういうのが「よい」とされていたので。

ノープランのように見えますが、最終的なゴールがざっくりと見えていれば、大きくブレることはないはず。
そして、フワっとしていたり、大きな話だと、そこに到達するための手段は考えてもわからないので、勝手に思考は停止します。

そして、もう1つ大きな理由は「今、既存にないオリジナルなこと」をやるかもしれないということ。

この場合、今具体的にしすぎてしまうと、「思いつくもの、既存であるもの」の「型」にはめようとします。
そうすると、本当は型にはまらないものをやりたいのに、無理にあてはめるので違和感が出てきます。そうすると、「やっぱり何か違う…」となってしまう。

では、どうやって手段を考えずに辿り着くか?
「今、目の前のやること、やりたいことをやっていく」
これが一番の近道です。

それが、もし全く関係のないようなことだったとしても、そこに辿り着くまでに必要なスキルだったり、経験する必要のあることだったりします。

なので、何かを選択するときは、理屈ではなく「自分の感覚・気持ち」を第一優先にする。
これが一番のナビゲーションなのです。

最初は、自分の感覚が信じられないときもあるでしょう。
でも、少しづつ続けていけば、だんだん「こういうことか!」とわかってくると思います。
これも経験。やってみないことにはわからない。

考えすぎずに、まずは軽い気持ちで動いてみる。
違ったら辞めればいい。辞めることも悪いことではなく、大事なことなのです。

更新のお知らせを受け取ることができます