思考もバランスよく使う

昨日は、カラダのメンテナンスへ行ってきました。
もうかれこれ6年くらいお世話になっている亀山先生のところへ。

私が初めてお世話になったのは、腰痛が治らなかったことからでした。
離婚したばかりのときで、離婚するしないを悩んでいる最中から腰痛が出ていたのですが、気がついたら数ヶ月腰痛が続いていました。
もう今は、腰痛はないなので行く必要もないのですが、今は自律神経のメンテナンスとして通っています。

自律神経ってカラダにとって、どんな役割をしているのかご存知ですか?
自律神経は、カラダが正常に機能するためのベースとなる部分をコントロールしてくれています。カラダの中のバランサーです。
なので、とても大事な存在であり、ここの機能が崩れると正常に生活が送れなくなるくらい、重要な役割を担っています。

先生いわく、パニック障害や適合生涯、発達障害…などと言われる原因が明確に特定できないような症状は、この自律神経が大きく関わってくるそうです。

私は、顔面神経麻痺になったときに、自律神経にもダメージがありました。
めまい、ふらつき、味覚障害、耳は片方だけ音が半音くらい下がって聴こえるという不思議な状態になりました。
自律神経が乱れると、こんなにも正常に動けなくなるのかと驚きました。
それ以来、体調が気候に左右されやすくなったこともあり、定期的にバランスを調整してもらっています。

で、先生のところへ行くと、カラダの左右のバランスを見るのですが、それが毎回面白いのですよ。
普段生活していると気がつかないのですが、特定の動きをやってみると左右でカラダの動きが違う。バランスが崩れているのが顕著に出ます。

そして、人のカラダは左脳が右側のカラダを、右脳が左側のカラダをコントロールしていると言われます。
なので、正常に動いていないほうのカラダを司る脳に少し刺激を与えてあげるといいのです。

私は、右側に顔面神経麻痺を発症しました。
なので、右側に出やすいのですが、昨日はそれが顕著に出ていて、左脳を少し使ってあげるといいかもねという話になりました。

左脳は、論理思考を得意とします。逆に右脳は、感性を司ります。

これを思い出して、人ってやはりどちらかに偏ってしまうとカラダもバランスを崩すのだなと改めて気がつきました。すごく人のカラダって精密。

個々人によって、もちろん得意不得意はあります。
感性が豊かで得意な人、理論的な思考が得意な人。
でも、バランスさえ違えど、両方とも誰しも持っている機能なのです。
それを「得意なほうしか使わない、やらない」というのは、やはりバランスを崩します。
片方を「ないもの」としてしまう。

「苦手なことを無理して使いなさい、やりなさい」ということではなく「使うことを放棄しない」

苦手なことなので、少し面倒と感じたり、億劫になるかもしれないけれど、「ほどよく使っていく」ことが、適度な刺激になるのだと思います。
人が心地よく生きるためには、ある程度の負荷は必要なのです。

そのバランスをうまく自分で見つけられる。
それが大事だと思います。
心地よいバランスは、その人にしかわからない。
自分であれこれやって、いいポイントを見つける。

それが、心もカラダも心地よくいられる一番の方法だと思います。