やってみたいことは、軽やかに始める

昨日、友人と話していて出てきたことなのですが、
「勉強しなきゃ~」と頭ではわかっていても、やれないことってありませんか?

そういう「何となく、いまいち行動に移せない」ということは、私の中では「やらなくていいこと」だと思っています。

特に「勉強しなきゃ~」はいらないと思います。
それって「自分は足りていない」という「不足感」からきている発想ですよね。
その不足感から無理して行動をしても、結果的に満たされることはありません。

引き寄せの法則にもあるように、「不足感」からの行動は「不足感」をより増幅させます。
特に勉強なんて終わりがないです。やればやるほど、奥深さを知り、まだ足りない…と感じると私は思います。

逆に、「知りたい」という自分の素直な気持ちからの勉強であれば、満たされていくと思いますし、「~しなきゃ」という発想はないと思います。

すごく平たく言えば、「ネガティブからの発想」か「ポジティブからの発想」かということです。
先日の流れを読み、のるの記事に書いた「ポジティブ」な動機か、「ネガティブ」な動機かという話と同じです。

不足感の他にも、「やりたいことをやるためには、こういう勉強をしないといけない」という発想もあったりします。
そのルールは一体誰が決めたのでしょう?
自分で勝手にハードルをあげているだけだったりします。

医者や弁護士などのように、資格がないとできない仕事は別としても、大体のことは、資格や経験などなくてもできるのです。
この発想は、単に「自分に自信がない」というところから出てきているもの。

この場合は、「さっさとやってしまう!」のがいいと私は思います。
自信がなくて、同じところで足踏みをしている状態なのです。
であれば、さっさと一歩踏み出してしまう。

その一歩は、小さくていいのです。
仕事としてやりたいものだとしても、いきなり「お金をもらって仕事としてやる」ということではなくていいということ。

まずは、親しい友人にモニターをお願いするとか、ブログを始めてみるとか、何でもいいのです。
出来そうな小さなことからやる。
一歩一歩は小さいかもしれないけれど、そうやって進めていけば確実に「理想」にたどり着けます。

短距離走ではなく、マラソンと一緒なので、スタートダッシュだけ良くてもダメなのです。ゆるゆるでいいから、気長にやる。
いきなり思い切って「ダイブ」するやり方もありですが、方法はそれだけではないということ。

少しづつであれば、もし「あ、何か少し違うかも…」と思ってもいつでも辞められます。
逃げ場を作っておくということも私は大事だと思うのです。
そのほうが、自分にも負担がないですよね。気楽に始められる。

そして、大体のことはいきなり上手くはできません。
やったことがないことなので、当たり前です。
なので、「出来るようになってから始める」のではなく、「やりながらアップデートしていく」。

これは、個人に限らず企業だってそうです。
サービスをリリースして終わりではなく、むしろそこがスタートです。
常に改善アップデートし、変化していくからこそいいものになっていくと思います。

まずは、軽やかに始めてみる。
始めるためには、不要なものを出来るだけ辞める。
難しく考えずに、シンプルに考えていきたいですね。