“生きるため”の食

”食”について。

食については、”結局何を食べるのがいいの?”となっている方も多いのではないでしょうか。
そんな方へ何かご参考になれば幸いです。

私もこの数年あれこれと本当に迷い、色々試しました。
でも、結局のところ行き着いたのは、

”食”もどんな食べ物であれ、”いいところ”と”悪いところ”がある

なので、一概にどの食材がいい、悪いとは言えないと私は思っています。
小麦がよくないとよく言いますが、小麦も美味しいですよね。
白米より玄米がいい、精製されたものはダメなどと聞くこともあります。

でも、精製された白米は”糖質だけを効率よくとる”には向いています。
そして、様々な栄養素が入っている玄米は、栄養素は様々摂れるかもしれませんが、その分消化に負担がかかります。

必ずどんな食材にもメリット・デメリットがあります。
その両方を理解したうえで、今は何を食べるのか?を自分で選択していけばいいと思うのです。

食品添加物は、カラダにいいものとは思えませんが、それによって”保存がきく”という利点もあります。忙しい方には、とても助かるもの。
ジャンクなものも毎日毎日食べていたら、それはカラダに負担になりますし栄養も偏ると思います。でも、たまに無償に食べたくなることもありますよね。

そして、食には大きく2種類があると思っています。

生命を維持するための食
娯楽の食

この違いを自分でしっかり認識すること。
それが大事なのではないかと思います。

現代の食は、もうごちゃ混ぜになっています。
“食べる=娯楽”のような感じ。

その背景には、売るための戦略もあるのでしょう。

でも、人が本来生命を維持するために必要な食事は、本当に質素で少量でことが足ります。
その代表的なものが”和食”ではないでしょうか。

一汁三菜

ご飯にお味噌汁、主菜と副菜。
あれこれ試した結果、私は最終的にここに辿り着きました。

しかも、主食と副菜も本当に質素でいい。
鮭の塩焼きとぬか漬けや旬の野菜。特別な味付けも必要ない。
複雑な味付けをすることで、素材そのものの味も薄れます。
濃い味付けは、中毒性があります。食欲が増すとも言えますが、同時に”もっと食べたい”という物足りなさも生む。

これに気が付く前には、パンが大好きで、毎日パンばかり食べていました。
でも、ある日実家に帰り、何気ないご飯をお腹いっぱい食べて帰ってきました。
次の日、あんなに食べたのにお腹に食べ物が残っている感じもあまりなく、なんかスッキリしているように感じたのです。

そこで、なぜだろう…?と疑問に思い始めました。
パンは好きだけど、そういえば食べた後に結構お腹に残っていて、重たい気がする…とも思ったのです。
そこから、試しに和食に変えてみたらどうだろうかと実験し始めたところ、やはりすんなり消化されていく感じがあり、カラダが軽く感じられました。

そこから一転、和食生活に切り替えました。
変に食べすぎることもなく、食後の妙に重たい感じがなく心地よいです。

また、一汁三菜は、糖質・タンパク質・野菜のバランスも取りやすいです。
かといって、毎日3食やっていたらやはり飽きてしまうし、食を娯楽として楽しむこともしたい。
なので、私は朝しっかり摂りたいので朝食を一汁三菜に。
ときには、パン屋さんの焼き立てパンだって食べたいので、週末の朝はパンにしてみるとか、自分で上手くバランスを取るようにしています。

自分にあった食選びと、食べる量・ペースも大事にしていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。