未来と過去、両方の情報を使う

昨日は、調香体験をしてきました。
調香って、文字の如く”香りを調合する”のですが、アロマではなく、お香の調香をやってきました。

昨日の朝、たまたま私がいつも使っているお香の会社さんのサイトを見ていました。
そこで、調香体験をやっているらしいというのを見つけ、予約の電話をしたところ、”今日1席だけ空いています”と言われたので、”えっ!今日!?それは想定外です…”と思いましたが…急遽いきました。
これも何かのご縁でしょう、ということで。

でも、行ってよかったです。楽しかったですよ。
お香というと少し古臭いイメージがありますが、今はパッケージもおしゃれだったり、香りも今風に調合されていたりで、私はアロマよりもお香が好きです。
そもそも、白檀(アロマだとサンダルウッド)の香りが落ち着きます。

最近、私がすごく興味を持ち始めているのが、”新しいもの”よりも”古き良き伝統的”なこと。
古くからの叡智であったり、昔から使われているものだったり。
そういったものに、すごく目がいくようになりました。

“新しいもの”も確かにいいです。
でも、”新しいもの”ってドンドン増えるし、ドンドンアップデートされるし、その度にモノも増える、お金もかかる。
そこに何か疑問を感じるようになってきました。

果たして、本当にそれ大事なん?必要なん?

新しいモノを追い求めると”限り”もないです。
いつまでも何かを追い続ける。
それが好き!楽しい!という人はそれももちろんいいと思います。
でも、私は違うとわかり始めました。

古から使われているもの、やり方、そういったものを今に合わせて工夫して取り入れる。
そうやって、今風にアレンジされた商品も今は増えてきていますよね。
昔からあるものって、その裏側を見るとすごく理に叶っています。

昔、茶道をやっていたのですが、茶道の作法って実はすごく合理的にできています。
無駄がないようにできているので、手順を間違える、右手左手を間違えるだけでも、その先が出来なくなるようになっています。
それだけ無駄な動きをなくして、合理的かつ仕草が綺麗に見えるように考えられている。
すごいですよね。
当時は、まだ20代でしたから、その良さというのは正直あまりわかりませんでしたが(笑)

新しいもの”未来”だけでなく”過去”からの情報も受け取っていく。
未来と過去からの情報を”今の自分”で統合しているような感じがします。

“未来思考”の人は、未来から情報を持ってこようとします。
“未来”に在りたい自分から、今の自分を見ようとする。
逆に”原点思考”の人は、過去の情報から持ってこようとする。
“過去の経験”から今の自分を見る。
どちらがいい悪いではなく、どちらも”良い”
そして、最終的には両方をうまく使えるととても、柔軟にもなれるし、幅も広がると思います。

ちなみに、この自分の思考タイプなどを知るには、ストレングスファインダーもおすすめです。
ストレングスファインダーは、占いとは違い、完全な統計データです。企業でもよく使われます。
ストレングスファインダーの結果は、その時々で若干資質の順位が変わります。その時の環境などによって、自分がよく使う資質が異なるからです。それも面白いところです。
興味のある方は、ぜひやってみてください。

ちなみに、私は、内省/最上志向/運命志向/戦略性/活発性が上位5位です。
上位5位資質を出すだけであれば2,000円くらいだったかな?
全34資質ださなくても、上位5位がわかるだけでも十分だと思います。

では、今日もよい一日を。
読んでいただき、ありがとうございます。