能動的であることをやめる

今までの社会、いや、まだまだ社会は男性優位の男性社会。
特に日本は、世界の中でもだいぶ遅れている。

なぜ低い?男女平等ランキング、日本は世界120位

YAHOO!ニュースより

このランキングを見て、私は結構衝撃でした。
北欧は上位にきています。
私は、北欧の文化や考え方に興味があるので、また行きたいなと思っているのですが、この辺りも通じるところがあるのかなぁなんて思います。

そして、”能動的、積極的であることを良し”とする考え方ってまだまだありますよね。
まさに男性的な考え方。
積極的に発言をしなさいとか、よく子供の頃から言われてきませんでしたか?

ワタシは、本当にそれが苦手デス

人の前で意見を言うとか、発表をするとか、もう本当に苦手な子でした。
何を話していいかわからなくなるので、無言になります(笑)
発表とかがあるともう”学校休みたい”とかなるタイプ。
大人になるにつれて、そんなこと言ってられなくなり、ある程度はできるようになりましたが、今だに苦手です。

で、その”能動的であることがいい”という考え方すら捨ててみてはどうだろう?
と思い始めたのです。

周りからは小言言われるかもしれません。
変なヤツ扱いされるかもしれません。

でも、喋りたくない、動きたくないのですよ

なので、無理して周りに合わせて喋ろう、やろうとするのを辞めてみたらどうなるのだろう?
と実験的にやってみようかと思います(笑)
それで上手くいかないのであれば、他の環境へ行けばいい。

ある意味、ワタシにとってはコレが”素のワタシ”なんです。
頑張って身につけた社会を生きるためのスキルすら削ぎ落とす。

小さい頃のワタシは、”なんで話さないとわからないんだろう?”って思ってました。
完全に宇宙人的な感覚です(笑)
なので、母親にいつも”話さないとわからないでしょ”と言われていました。

話すことに限らず、”能動的”ということ、”行動する、動くこと”を良しとする。

本当にそうなんでしょうか?
とワタシは思います。

“止まること”、”受け入れること” これも同じくらいワタシは大事だと思います。

そして、どちらが優位でもなく、どちらが大事ということでもなく、これもバランスだと思うのです。
男性性と女性性という言われ方をしますが、自分の中にいる2人のバランス。
外見の性別とは関係なく、みんなが自分の中に持つ2人の自分。

社会に合わせて、自分の中の男性性を優位にしてきた考え、行動を自分でシフトしていく。
そうすることが、”素の自分”に戻るトリガーにもなると思うのです。

自分の中の女性性を優位にしていく。

これからの風の時代は、女性性的な感覚、思考も大事になると思います。
よりバランスの取れた社会。
それにもフィットさせていくべく、自分の中の”穏やかな、柔らかい自分”を少し思い出してみようと思います。