占星学からは、自分のストーリーを掴む

占星学から出てくるデータを見ていると、本当に人は複雑だと思う。
12星座なんてものでは到底言い尽くせない。

以前にも書いたと思うのですが、全ての人が全ての星座を内包している。
自分の星座は、あくまでその中で”強く出ている資質”だということ。

私は山羊座ですが、乙女・蟹はもともと強く持っています。
最近は、蠍・射手・牡牛あたりも存在を感じます。
そう、一言で

人は定義できるものではない

ということ。
自分の内側にあるたくさんの要素が複雑に絡み合っている。
それを全部ヒモとき、定義するというのは不可能。
でも、だからこそ一人一人違う人間なのだ。

そして、定義するということは何かの”カタ”にはめることでもある。
人はカタにはめられる存在でもない。
常に流動的に変化し続けているから。

なので、私が思う占星学の使い方としては、
細かく読み解くことには、あまり意味がないと私は思っています。
それよりも、

自分に与えられた大まかなストーリーを知る

これが大事です。
それを把握できれば、そこに沿って自分の人生を俯瞰することができる。
過去の出来事を照らし合わせていくと、よりリアルに見えてくるはず。
ストーリーを何となく理解できれば、自分がどこに向かえばいいのか大体方向性は見えます。

自分を俯瞰する、客観視する

そのためのツールとして使っていただくといいのかなと思います。