だいぶ久しぶりの投稿になってしまいました。
昨年からモヤモヤとしていたことに、ここ数ヶ月で少し光が見えてきたような感じがしています。
日々の仕事に追われながら、私は何をしたいのか、どこに向かいたいのか、そんなことがフンワリとしたまま。
このモヤモヤはいつまで続くのか…と思いつつも、終わりのないものはないのですね。
周りで起こること、人から言われること、
自分のなんとなくの感覚にひたすら敏感にアンテナを貼り続けていると、ヒントがポロポロとくるのです。
くるタイミングもすべてはベストタイミングで。
私が今までやってきたデザインとは一昔前の概念、「手を動かし何かをカタチづくる」もの。
一般的にはまだこの概念が強いと思います。
でも、明らかに求められるものが変わってきてみるのは数年前から感じていました。
そこに自分の仕事での立場の変化も伴い、今までのスキルや応用では限界を感じていました。
でも、じゃあ一体何をやればいいのか。
そこがわからず、向かう方向性を見出せずにいたのです。
そこで出会ったのが、須永剛司さんの本「デザインの知恵」。たまたま立ち寄った本屋で見つけました。
これを読んで、私が言語化できない感じてるいたことを代弁してくれているような気持ちになり、深く感動したのです。
「そうそう、ずっと感じていたのはこれこれ!」そんな感じでした。
本当にうまく言語化ができないので、気になる方はぜひ読んでみてください。
そこから、この細い光を頼りに色々と調べてみたりしています。まだ、序盤ここから果たしてどこへ向かうのか。楽しみです。
そして、自分にとってデザインとは何なのか、これは明確になったような気がしています。
それは「生きること」
デザインと生きること、全く関係のないもののように思いますが、私にはこれが一番しっくりきました。腑に落とせた感覚があります。
理由はわかりません、なぜと言われても言語化できない。でも、ただ「そうだ」と感じるのです。
理由なんてなくてもいい。
人はそんなに合理的ではない。
ただ、私が今までずっと興味を持ち続けてきたことは、人として生きること、生活すること。そことのリンクがやっと見えたという感じがあります。
だから、腹落ちさせることができた。
ただ生きること、それ自体がもうデザインなのかもそれません。
芸大のサイトに須永さんのインタビューが載ってました。デザインと生きること、本当に同意しかないです。よかったら読んでみてください。